Callao市La Punta区にて津波を想定した避難訓練を実施
日時:
2013年8月14日 10:00〜
概要:
SATREPSプロジェクトにおける研究成果の社会実装の一環として,Callao市La Punta地区において津波を想定した避難訓練を実施しました.
リマ沖での発生が危惧されるマグにチュート8クラスの地震による津波(約20分でリマ沿岸に到達)を想定し,La Punta地区で整備されている避難ビルへの避難訓練を開催しました.
避難訓練には約2000人の住民・行政関係者等が参加し,8月14日午前10時のサイレンを合図に,一斉に避難行動を開始しました.
避難ビルにおいては避難者数の把握やアンケート調査を実施し,市民の津波避難に対する意識を調査しました.
また,住民の避難訓練に加え,行政組織の津波対応の訓練も同時に行い,海軍学校内に設置された緊急対策本部において訓練の報告を行いました.
訓練終了後は,各機関のリーダーから講評が行われました.
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写真:
写真1.津波避難ビル(当日は訓練のバナーを掲示) | 写真2.避難訓練への参加者の様子 (海軍学校の建物屋上への避難) |
写真3.海軍学校内に設置された緊急対策本部における報告 | 写真4.参加者の集合写真 (ペルー行政関係者とSATREPS参画者) |