XV Peruvian Geological Congressに参加
日時:
2010年9月27日(月)〜10月1日(金)
参加者
中井正一(千葉大学教授)
Nelson Pulido(防災科学技術研究所・地震研究部)
概要:
上記に示す通り,XV Peruvian Geological Congressに参加し,研究論文の発表を行った。論文数は300〜400件に上り,ペルー国内だけでなく海外からも多くの研究者が発表を行った.
中井教授から、本プロジェクトの概要、G1グループの研究内容、地下構造探査に関する初期段階の研究成果の発表があり,質疑応答では多くの研究者から,リマ市での研究対象地域に関し,またどの地域で被害が大きくなると予測されるかなどの質問がなされた。
またPulido研究員から、ペルーにおける歴史地震、シナリオ地震の設定、断層モデルによる強震動予測手法、ピスコ地震を対象とする地震動のシミュレーションについての発表があり、リマでどのような推定シナリオを検討するのかやピスコ地震における地震動の特徴などの質疑がなされた。
その後、中井教授に対して雑誌「ProActivo」からの取材があり、リマ市の地震被害予測に関して受け答えを行った。
また、Pulido研究員に対して雑誌「Miner Andina Comunicaciones」からの取材があり、リマ市の地震ハザード評価などに関して受け答えを行った。