平成21年度地球規模課題対応国際科学技術協力事業

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短期研修生Carlosさん,Rocioさん取材

日時:
2011年5月17(火)

場所:
千葉大学

概要:
2011年5月17日,JICA東京より井上さまが短期研修員Carlos Gonzalesさん,Rocio Uriarteさんの取材に来られました.

中井先生,関口先生へのインタビュー
井上さん: ペルーも日本と同様に地震国だそうですね?
中井先生: ペルーでも地震に対する関心が高く,重要度の高い問題です.
井上さん: マイクロゾーネーションとはどういうものでしょうか?
中井先生: 地盤の違いによる地震動の揺れを考慮し,最終的にハザードマップを作りたいと思っています.
井上さん: プロジェクトを進める上で難しいことは何ですか?
中井先生: ペルーではボーリングデータが限られていることから,常時微動,地震観測網と合わせて地盤構造の推定を行ってます.
井上さん: どのような地域を対象にされているのですか?
中井先生: リマ市,タクナ市で広域にわたり調査してます.将来はCarlosさん,Rocioさんなどの人材が育ち,ペルー全土に広がっていけばと思ってます.
井上さん: Carlosさん,Rocioさんは東北地震後の被害調査もされるのですか?
中井先生: 先日浦安で液状化被害調査をしました.今後は埋め立て履歴などの情報をGISデータと合わせ評価したいとも思っています.

Carlosさん,Rocioさんへのインタビュー
井上さん: ペルーで今回起こった様な地震はあるのですか?
Carlosさん: ピスコで2007年に地震があり,液状化被害を調査したことがあります.
井上さん: 地震が起こったことで,来日する不安はなかったですか?
Rocioさん: 関口先生,Dianaさんとはペルーでも一緒に調査をしたことがあり,また地震後は放射線の影響も全くないと聞いていたので,安心してきました.
井上さん: 今回の研修で目標はありますか?
Carlosさん: ペルーの様な地盤情報の少ない地域では,微動観測は非常に有効な手段です.
Rocioささん: 私たちはペルー国立工科大学から来てますので,この知識を将来ペルーに広げていく責任があると思います.
井上さん: これから来日する研修生に何かコメントはありますか?
Carlosさん: 私たちのような日本から遠く離れた人々に,このような貴重な機会を与えていただき感謝いたします.

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開会挨拶 Pulido氏
写真1. インタビューを受ける中井先生,関口先生 写真2. インタビューを受けるCarlosさん,Rocioさん
Jimenez氏 八木先生
写真3. 日本での研修状況を伝える関口先生,Dianaさん 写真4. Carlosさん,Rocioさん写真撮影
Yamin氏 会場前での集合写真
写真5. 浦安での液状化被害調査の説明風景 写真6. 千葉大学構内の地震計データ収集風景

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